税務調査で一筆入れてくださいと言われたら

税務調査で一筆入れてくださいとは

納税者の回答自体を証拠として採用するため「申述書」などの名目で自らの非を認めるような形での文書に署名を求めてくる場合があります。
これは納税者に自らの非を認めさせることにより、税務署としては自らの主張を裏付ようとするものです。このことは逆に言えば調査官も自らの主張に明確な自信がないため、より強い証拠を必要としているといえます。この書類についてはあくまで、任意の提出であるため、もし少しでも書かれている内容について納得がいかない場合は、決して署名してはいけません。
あの手この手で署名させようとしてくるかもしれませんが、納得できない場合はきっぱりと署名を拒絶いたしましょう。

税務調査で一筆入れてくださいと言われた実体験

以前の税務調査ではもともと2日の日程で行われた税務調査でその他のいくつか指摘事項があったのですが、交渉した結果、10数万円の資産が個人利用だという1件だけ認めて修正申告すれば、1日で調査終了しますという結論にいたりました。最終的に社長様もご納得し、それではその線で後日修正申告しますとまとまりかけていたのですが、調査官の方がその10数万円の資産が個人利用だということで一筆入れてほしいと言ってきました。修正申告自体納税者が自ら誤りを認めて自主的に申告するものなのに、さらに申述書に署名ってどういうこと?と思い拒否いたしました。若い調査官の方だったので、その後電話で上司に確認後、申述書は結構ですということになりました。調査官にとってはその場で書面にて納税者が非を認めた書面を持って帰りたいのだろうと思うのですが、
納税者にとって何のメリットもありません。