2.キャッシュフロー計算書の表示区分

2.キャッシュフロー計算書の表示区分(営業活動,投資活動,財務活動)

1.営業活動によるキャッシュフロー項目

(1)営業損益計算書の対象となった取引から生ずるキャッシュフロー

①商品及び役務の販売による収入

②商品及び役務の購入による支出

(2)営業活動に係る債権債務から生じるキャッシュフロー

①商品及び役務の販売により取得した手形による収入

(3)投資活動及び財務活動以外の取引によるキャッシュフロー

①災害による保険金収入

②損害賠償金の支出

2.投資活動によるキャッシュフロー項目

固定資産の取得及び売却、現金同等物に含まれない短期投資の取得及び売却によるキャッシュフローを記載いたします。

①有形及び無形固定資産の取得による支出及び売却による収入

②有価証券(現金同等物を除く)及び投資有価証券の取得による支出及び売却による収入

③貸付けによる支出及び貸付金の回収による収入

3.財務活動によるキャッシュフロー項目

資金の調達及び返済によるキャッシュフローを記載いたします。

①借入れ及び株式又は社債の発行による資金の調達

②借入金の返済及び社債の償還等の資金の返済

③自己株式の取得に係る支出及び売却による収入

④配当金の支払

4.表示区分の判定方法

1から3までで、それぞれ表示区分の内容について説明いたしました。ただし、業種・業態によってはどの区分に入れるか迷う場合があります。その場合の判定の際の考え方があります。

(1)事業目的による判定

例、貸付金 一般的に貸付金の貸付け及び回収     → 投資活動

ただし、貸付けを事業目的としている企業 → 営業活動

(2)決済条件等の取引慣行による判定

固定資産などを自社利用の目的で購入した場合の資金の支払について考えてみます。

①現金で購入した場合            → 投資活動

②通常の取引慣行に従った支払により購入   → 投資活動

③割賦又は延払契約により購入        → この場合はファイナンスとしての
性格が強いと考えられるため財務活動
④借入金により購入             →  財務活動

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